先日 とある病院のホスピス病棟に行ってきました。
今年で3回目の訪問です。
皆さんに喜んでいただこうと準備を進めている中、同じ病気で闘病中の有名なキャスターの方が 34歳という若さで天国へと旅立ってしまいました。
えっ??(>_<) 病棟の雰囲気はどうなんだろう? こんな時にフラダンスなんて・・! 踊ってもいいの?
私たちもその訃報に悲しみ、迷い、改めてホスピス病棟の現実を目の当たりにしました。
私たちにできることは何だろう?
それはほんの少しの時間でも一緒に過ごし、病気のことを忘れる時間を作ること・・苦しい時間を『楽しかったな』と思ってもらえる時間に差し替えることなんじゃないかな・・
それから私たちは少しでもお役に立てるよう、愛を込めて踊れるよう 練習を重ねました。
そして、神様に祈りながら その日を迎えました。
会場のホールに入ると リクライニング式のベッドや車椅子の患者さんたちが集まっています。
見ると 首にレイをかけてもらい 期待した顔で待っています! 心待ちにしてくれていたんだ!
もう私たちは 精一杯の愛を届けるしかありません!
音楽に合わせ、いつもより首をうなずくように大きく振って、笑顔で語りかけるように一人ひとりに目を合わせて踊りました(*^^*)
一人が笑顔になると、その隣の人にもその隣や後ろの人にも笑顔になってもらえるように目で語りかけました。
そして私たちの思いが通じたのか、みんな笑顔になり最後にはほとんどの人が目に涙を浮かべてくれていました。
こんなことってあるんでしょうか?
フラを見て、こんなに涙していただけるなんて・・!!!
私たちも本当に嬉しくて・・こういう活動を続けてよかったなと思いました。
愛をお届けするつもりが感動をいただいて、ラウレアでフラをやっていてよかったなと思う日となりました^^
written by tink